ホテルウズベキスタンに泊まってみて感じたこと〜ウズベキスタン周遊1日目〜
はじめに
こんにちは!
旅とイスラム建築が大好きな大学院生、yuripin( https://twitter.com/sounds_shick )です。
先日ツイッターでアンケートを取ったところ、ウズベキスタンに関する記事の人気が高かったため、ウズベキスタン旅行についてまとめてみることにしました。
ウズベキスタンへは、大学生協主催の「テーマのある旅」というツアーで行ってきました。このツアーは、全国から集まった初対面の大学生で一緒に旅行をするというなかなか珍しい企画で、私が参加した日程には学年も地域もバラバラの18人が参加していました。
見ず知らずの大学生達とのウズベキスタン旅行。字面だけでもだいぶ不安になってきますが、一体どんな旅行になったのでしょうか。1日ずつ細かく書いてみたので、ぜひウズベキスタン旅行の参考にしてみてください。
目次
日程
▶︎1日目:成田空港〜タシュケント空港、ホテルウズベキスタン宿泊
2日目:タシュケント空港〜ウルゲンチ空港、ヒヴァ観光
3日目:ヒヴァ〜ブハラまでバス移動、ブハラ泊
4日目:ブハラ観光、ブハラ泊
5日目:シャフリサブス観光、サマルカンドへ移動、サマルカンド泊
6日目:サマルカンド観光、サマルカンド泊
7日目:タシュケントへ移動、タシュケント観光、タシュケント空港発
▶︎成田空港〜タシュケント空港までのフライトレビューはこちら
ディナーまでのひととき
成田空港から8時間。我々はタシュケント空港に降り立った。
怖そうなおじさんの審査を経て、ガイドさんと合流する。ホテルへと向かうバスの中で1万円を両替し、返ってきたお札の量に驚いた。
ガイドさんが、「”スタン”と付く国は危ない、と言われているらしいけど、ウズベキスタンはものすごく平和で安全な国だよ。」と話していた。確かに風評被害はあるよなあ、と少し可哀想になった。
この日の宿泊先であるホテルウズベキスタンは、ウズベキスタン随一の高級ホテルらしい(4つ星ホテル)。ホテル内で大規模な結婚式が行われていたり、ホテルの前にはかの有名なティムール広場があったりと、言われてみれば確かに高級な気もする。
この日の気温は40℃。長袖のおじさん、強すぎる。(顔もなんか強そう)
部屋に荷物を置き、早速外へと飛び出してみた。気温は40℃。暑さに弱い私は、これから1週間やっていけるのか、かなり不安になっていた。
ガイドブックのページをめくっていると、通りすがりの地元の若者が声をかけてきた。持参したウズベキスタン会話帳で会話をしようとすると、会話帳を見るなり、「なんだこりゃ(爆笑)」と茶化し始めた。どうやら、日本語で言うところの古文のような言い回しが紹介されていた模様。
このフレンドリーな男の子たちと喋ったり写真を撮ったりしていると、今度は木陰の少年たちにも声をかけられた。ナンパなどではなく、純粋に外国人と話してみたい様子。
ウズベキスタン人は、真面目そうなルックスでありながら、かなりフレンドリーな人が多かった。
フレンドリーなお兄さん達に別れを告げ、ティムール広場へと向かった。ティムール広場は一応、首都タシュケントで最も有名な観光地である。しかし、この日はほとんど観光客の姿を見かけなかった。馬の上で陽気に高々と手を挙げているティムールさんが、なんだか切なく見える。
ディナー
ホテルのレストランは、異様に絨毯がフカフカだった。ウズベキスタンが絨毯の名産地であることから、自然と絨毯への要求がたかくなっているのだろうか?
ウズベキスタンの料理は、日本人の口にも合うものが多い。
夜のお散歩
夕食後、疲れていない学生だけで夜のティムール広場へ散歩に出かけた。
これから1週間、一緒に旅をする日本人の学生たち(総勢18人なので、本当はあと12人いる)。とりあえず写真を撮ってはいるものの、この時はまだお互いに名前と顔が一致していなかった。
こうして結局、訳の分からぬままに1日が終わった。知らない人だけで旅行をするのも、中央アジアに来るのも初めてで、楽しい気持ちよりも新しい環境に困惑する気持ちの方が大きかった。翌日は3時30分起きで、飛行機でヒバへと向かう。環境の変化に疲れもあったため、早めに眠りにつくことにした。
まとめ
ホテルウズベキスタンを日本のホテルに例えるならば、人口30万人ほどの地方都市によくある、”その土地では”一番良いホテル、という感じである。
首都タシュケントは、ウズベキスタンの古都である”theイスラーム”なサマルカンドやヒバとは違い、ソ連時代に建設された、大きくて近代的な建物が多い。街のつくりの立派さに対して歩いている人が少なく、全体的にガラーンとした印象であった。
街にはイスラームな雰囲気がほとんどないため、サマルカンドやヒバのようなイスラム文化を求めて訪れると、かなりガッカリしてしまうかもしれない。タシュケントへは、「イスラームの街」ではなく「ソ連のつくった街」を楽しむ心意気で行ってみて欲しい。
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