【実際に行ってみて分かった!】ブハラでやりたいこと15選 vol1〜ウズベキスタン周遊4日目〜
こんにちは!
旅とイスラム建築が大好きな大学院生、yuripin(https://twitter.com/sounds_shick )です。
ウズベキスタン周遊4日目は、ブハラを目一杯観光してきました。
1日目の記事はこちら
2日目の記事はこちら
3日目の記事はこちら
そこで本記事では、ブハラでやりたいこと15選のうち、ブハラでまず最初に行くであろう、カラーンモスク周辺で出来ることに絞り、5選を紹介していきます。
残りの10選については別の記事で紹介していくので、そちらもぜひ読んでみてください!
目次
日程
※1日目〜3日目の記事は、下の関連記事にあります。
1日目:成田空港〜タシュケント空港、ホテルウズベキスタン宿泊
2日目:タシュケント空港〜ウルゲンチ空港、ヒヴァ観光
3日目:ヒヴァ〜ブハラまでバス移動、ブハラ泊
▶︎4日目:ブハラ観光、ブハラ泊
5日目:シャフリサブス観光、サマルカンドへ移動、サマルカンド泊
6日目:サマルカンド観光、サマルカンド泊
7日目:タシュケントへ移動、タシュケント観光、タシュケント空港発
①ナンを食べる
旅は、体力を消耗する。良い旅をするには、朝からしっかり食べることが大切。
ブハラの中心街を歩く。この国は、布製品のデザインがとても豊富。
ウズベキスタンでは、街のいたるところで、このような形でナン(ウズベキスタンの伝統的なパン)が売られている。実際に見ると、サイズも大きく厚みもあるので、1枚を家族みんなで分けられそう。
というわけで、ナン屋さんで実際に製造工程を見せてもらった。
パン作りは力仕事、とは聞くけれど、こんなにも「力仕事」という言葉が似合うおじさんが作っているとは。
土壁に貼り付け、焼き上げる。日本では絶対に見られない光景である。
パラパラと焦げを削り落とせば、完成!
1枚のナンを、18人で分けあって食べた。出来立てのナンは、外はカリカリ、中はもちもちで、とても美味しかった。ナンを食べる際は、お店で焼きたてを購入することをオススメする。
②カラーンミナレットに行く
続いて、ブハラのシンボルである、カラーンミナレットへ向かう。途中の広場では、ウズベキスタンらしく、たくさんの絨毯が売られていた。
イスラム圏の中でも中央アジアとイランは特にブルータイルが発達している地域であり、街中で売られている雑貨も、青色のものが多い。ブルー好きにはたまらない国である。
ちなみに、私は現在、ウズベキスタンで青い食器を買ってこなかったことを、とても後悔している。
1127年にできた、カラーンミナレット(写真左の塔)。1127年というのは、まだブルータイルが登場していなかった時代である。この当時のイスラム建築はレンガ造りが主流であり、この塔もレンガで造られたものである。カラーンミナレットは、ウズベキスタンの中でもトップクラスに古いイスラム建築なのだ。
カラーンミナレット横にある、カラーンモスクの内部にて。中は、広大な広場になっている。
「イスラム建築の魅力と面白さvol2」でも語ったが、このように、内部空間の充実を最重要視し、外部に表れる形態は二の次とする(皮膜的建築と呼ばれる)のは、イスラム建築の大きな特徴の1つである。
▼皮膜的建築の詳細はこちら
カラーンモスクを出て、向かいにある神学校へ向かう。私も、こういう荘厳な建物で勉強してみたい。
神学校の前で遊ぶ兄弟。私も小さい時、社宅でこうやって遊んでいたなあと懐かしい気持ちになる。旅をしていると、子供の遊び方は世界中どこへ行っても同じだなあと思う。
③ハサミ・ナイフを買う
ブハラ土産の定番といえば、コウノトリの形のハサミと、ナイフである。
街中のいたるところで売っているが、品質を重視するならば、各国のコンクールで賞を受賞している、ナイフ・ハサミ作りの名人、サイフッロー・イクラモフス氏の工房兼直営店がオススメである。
前日にスザニを購入したこともあり、実は私は購入しなかったのだが、帰国後、買ってくればよかったととても後悔している。
というのも、これだけの切れ味のよさで、こんなにカッコいいデザインの手作りナイフ(しかも価格もお手頃)なんて、日本では見かけることが無いからである。
周りの友人たちが購入していたのだが、このお店では名前を入れてもらうこともでき、皆、とても喜んでいた。ああ、買ってくればよかった・・・
④バザールを歩く
お土産物を見るのも、旅の楽しみの1つ。私たちが行ったタキ・バザールでは、様々な種類のお土産物が売っていた。
絵は世界中の観光地で売られているが、地域ごとにスタイルが全然違うから面白い。
こちらはブハラで前日夜に購入した木箱。ウズベキスタンの絵には、ディズニーのような愛らしさがある。
木製の本スタンドも、ウズベキスタン中で非常によく見かけた。これがあれば、どこでも分厚い本を開くことができる。
シルクの布に、1針1針手縫いで刺繍が施されているスザニは、宝物である。
ウズベク人は親日の人が多いので、店員さんに気軽に話しかけてみよう。
⑤ウズベキスタンの名物!プロフを食べる
プロフとは、炒めた米を様々な具材とともにブイヨンで炊いた、イスラム圏一帯で幅広く食べられる料理である。(要するに、ピラフ)
ウズベキスタンのプロフは、粘り気の少ない長粒種の米が使われているせいか、日本のピラフよりもパラパラしていて美味しかった。
まとめ
いかがだっただろうか。
本記事では、ブハラで やりたいこと15選のうち、カラーンモスク周辺で出来ることに絞り、5選を紹介した。後半戦でも、絶景やダンスなど、ブハラの様々な魅力を紹介していきたいと思う。
旅をすると、怒涛の勢いで、自分の知らない文化と向き合うことになる。その際に、自分が何を感じ、何を考えるのか。旅は、自分自身を深く知る良いきっかけになる。
ウズベキスタンは、治安の心配をすることなく、イスラム文化を存分に堪能することができる、大変素晴らしい国である。ぜひ1人でも多くの人に、日本とは全く違うイスラム文化を全身で感じ、自分自身と対話して欲しいと思う。
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